2月中旬になるとスギ花粉の飛散が徐々に増えてきます。くしゃみや鼻水、眼の痒みなどの症状が出始めます。毎年、この時期にこれらの症状に悩ませられる場合にはスギ花粉症と考えられますが、今年が初めてだったり、症状が短期間で終わるような場合にはスギ花粉症ではないかもしれません。鼻風邪であったり黄砂が原因であったりすることもあります。スギ花粉以外が原因のアレルギー性鼻炎である可能性もあります。スギ花粉に対して起こるアレルギー反応であると診断するためには検査が必要です。血液中のIgE抗体の測定を行います。(令和7年2月10日)