いのうえ耳鼻咽喉科

福岡県大野城市

ブログ耳鼻咽喉科の話

副鼻腔炎の診断

風邪や花粉症で鼻水が続いていると鼻水の色が黄色くなってくることがあります。副鼻腔炎になったのでしょうか?と質問を受けることもたびたびあります。副鼻腔炎は鼻腔とつながっている顔面の骨の空洞である副鼻腔の粘膜に炎症がある状態のことを言います。炎症の強さや種類によって様々な症状が出てきます。また、鼻の中をのぞいただけで副鼻腔の状態を正確に見通すことはできません。副鼻腔炎らしい症状があって鼻の所見が副鼻腔炎と合致する場合には、診察だけで副鼻腔炎と診断可能ですが、それ以外の場合はCTなどの画像による診断が必要です。    (平成31年3月25日)

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