いのうえ耳鼻咽喉科

福岡県大野城市

ブログ耳鼻咽喉科の話

耳鼻科領域の腫瘍

耳鼻咽喉科で診察し診断する腫瘍の主なものは、喉頭がん、咽頭がん、舌がんです。鼻や耳にも腫瘍ができますが頻度はそれほど多くないので診断する機会はあまりありません。これらの腫瘍は、口腔から喉頭にかけての粘膜の表面から発生するものです。そのため、診断は主に視診、つまり見ることで行います。肉眼で見ることが出来ない場合には、内視鏡を用いて診察します。疑わしい病変が発見されたら確定診断のため一部を切除して細胞を調べます。その他には、甲状腺や耳下腺などのしこり、頸部のリンパ節なども診察します。これらはCTや超音波検査が必要です。 (令和3年4月26日)

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