聴力検査

自覚症状がないのに聴力異常と診断される場合には、二通りのケースが考えられます。一つは、検査時の騒音の存在やヘッドホンの装着が良くないなど、検査のやり方によるものです。もう一つは、周波数特異的に聴力が悪化している場合です。検診では1KHzと4KHzの2種類の音で検査をしますが高い音の方の4KHzで異常を指摘されることが多いようです。特定の高さの音だけが悪化してその他の音が正常に聞こえている状態だと難聴の自覚症状もなく周りの人も気づかないことがあります。騒音性難聴の初期の場合もあります。耳鼻科で聴力検査を受けましょう。 (令和7年5月26日)